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2010.12.28 Tuesday
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2010/01
category:
月 記録
, auther:
nadja
2010.01.31 Sunday
駆け足で 1月も終わろうとしています。
今年はもうすこし頻繁に更新したいと思ったのだけど
なかなか本が読めません。
1月に読んだ本のなかで。。。
■ラジオスター・レストラン 寮 美千子
地球の上の、現在という時間を生きている個体。
自分という存在は、とてもちいさい。
けれど、過去から未来への記憶を運ぶ大きな流れのひとつであるかもしれない、と。
そう思いつつも、読み終えて感じる孤独感。
この圧倒的な孤独感は、何だろう。
■適切な世界の適切ならざる私 文月 悠光
林 美脉子さんという詩人のことを尋ねていたら
薦められたのがこの本。
文月 悠光さんは、 1991年札幌生まれの詩人。
林さんのことをわたしに尋ねてくれた方のおかげで
いまはまだ同じ街に住むこの詩人さんの言葉と出会うことができた。
ちょっとすごい詩人に出会ってしまったような気がする。
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風が強く吹いている
category:
■国内作家の本
, auther:
nadja
2010.01.16 Saturday
今年のお正月はドコにも行かず
ず〜〜っと家に引きこもっていたので
なにをするともなく箱根駅伝をみていた。
その話を友人にしたところ
貸してくれたのがこの本。
★
風が強く吹いている 三浦しをん (文庫)
リアルに考えたらあり得ない展開。
たった10人で、箱根を目指す。
そのうち陸上経験者は3人だけ、残りは初心者。
しかも、半年後には予選会。
真剣にマラソンや駅伝に取り組んだことがないわたしでも
そんな簡単なものじゃないでしょ、くらいはわかるのです。
でも、そんなこと考えてるヒマがないくらい
物語の世界に引きこまれてしまった。
読み始めてわずか数ページで
登場人物たちが頭の中で動き始めて
あっというまに読み終えてしまった。
あり得ないだろ、とは思うのです。
でも、あったら素敵、とも思えてしまうのです。
登場人物が等身大というか
身近に思えてくる。
著者の筆力だけではない何か。
誰でも何かに夢中になった頃があると思う。
それを思い出させてくれる何かがこの本にはある。
誰でも、こんな時を生きたかった。
そう思わせてくれる何かがこの本にはある。
脳みそ筋肉なあんたたちの夢を
一度くらいは一緒に見てもいいかと思ったからだ・・・・・!
p248(単行本ページ)
一度くらいは誰かの夢
一緒に見たいと思ったことがあったかな。
ひさしぶりの一気読み。
すがすがしい気持ちになれる一冊でした。
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不思議の国のアリス展
category:
■展覧会など
, auther:
nadja
2010.01.06 Wednesday
うっかり忘れるところだった
「不思議の国のアリス」展
明日までだったので行ってきた。
「不思議の国のアリス」は
たぶん、初めて物語の深さや怖さを覚えた本。
初めてドッキンドッキンという身体の内側からの音を聞いた本。
「怖い?」と、意外な顔をされることも多いのだけれど
うさぎ穴に落っこちていくんだよ?
そこで出会うチェシャ猫にしたって
三月ウサギにしたって怖いでしょ。
そういっても、たいてい
「え?そぉ?」とか、言われちゃうんだけど
きっと、どんな本でアリスを読んだか、で、イメージが変わってくるんだろうな。
そのくらい、本の挿画って、力があると思う。
わたしのアリスは、ジョン・テニエルの挿画の本。
テニエルの原画がなかったことに
(大きなパネルやスクリーンで見ることはできたけど)
ちょっとがっかりもしたけれど
びっくりしたのは
ダリのアリスの挿画があったこと。
アリスの挿画は、いろんな人が描いているけれど
あの サルバドール・ダリ(Salvador Dalí) が描いていたなんて知らなかった。
数は少なかったけど、素晴らしい、と思った。
昆虫や、顔のないアリスを見て
近くにいた子どもが「こわいー」と言ってたけど
ダリの絵を見ていると、たしかに足元が頼りなくおもえてくるような気がする。
なんだろう、すごいすごい。
「ダリの本、いまでも手に入るのかな。」
思わずそう呟いてしまったらしい。
近くにいたひとが教えてくれた。
「残念ながら、1969年に200部だけ発行されたって書いてますよ。」
そんな貴重な本の挿画を見ることができて、行って良かった。
そして、あらためて テニエルを思った。
ジョン・テニエルは、20歳の時に右目を失明している。
片目の光を失ってから、たくさんの絵を描いている。
自分もいま、片方の目だけでものを見ているけれど
やはり、両方の目で見ていた時とは見え方が違うような気がするし
目の疲れ方がはんぱない。
なのに、テニエルは、片方の目だけで、あんなにすごい絵を描いているんだな。
見え方が違うような気がする、とか、疲れちゃうとか
それも、もしかしたら、気持ちの持ちようなのかもしれない。
見え方が違うと感じれば、それを楽しめるように。
疲れたら休めばいいんだし。
そうだよな、とあらためて思った。
だいじょうぶ、わたしは元気です。
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2010年になって
category:
余白から
, auther:
nadja
2010.01.05 Tuesday
2010年の最初の一冊は何にしよう?
書棚を片づけながら、何冊か頁をめくってみた。
まだ あまり よく見えないので
新しい本を探しに書店に行くのはやめて
既読本の中から選ぼうかと思った。
iPodをつないでいるスピーカーから
たまたま流れてきたのが
Bugglesの 「ラジオスターの悲劇」
そのとき、たまたま手に取っていたのが
寮 美千子さんの 「ラジオスター・レストラン」
たまたま、偶然、なんだけど
ちょっと導かれてる?なんて思ってしまったり。
syuguruさんが唖然とした、っていう
ガイ・バードの 「ソフィー」
読んでみたいと思ったんだけど・・・
とりあえず、2010年最初の読書は
「ラジオスター・レストラン」
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