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2010.12.28 Tuesday
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好きな本は何かと考えはじめて 好きということがわからなくなった。
~読書ノート p163~
おそらくこの沼の底にたどり着くことは、永久にできないのだろう。
たどり着けないくらい深いからこそ、私はこの世界を好きになり恋着したのだから。
~読書ノート p165~
■ たましひのたとへば秋のほたる哉 (飯田蛇笏)
■ じゃんけんで負けて蛍に生まれたの (池田澄子)
吉増剛造(よします・ごうぞう、昭和14年/1939年2月22日- )は
東京市(現・東京都杉並区)阿佐ヶ谷出身の詩人。
日本を代表する先鋭な現代詩人として高い評価を受けている。
詩の朗読パフォーマンスの先駆者として知られ、
また、自身の詩と組み合わせた、パノラマカメラや多重露光を多用する写真表現、
若林奮の手による銅板を用いたオブジェの制作、
映像作品の制作なども行っており、領域横断的な独自の創作活動を展開している。
Wikipediaより引用
物体が 無意識のうちに横すべりするようで
(しかしあいかわらず機体はきらめきつつ ふるえているようで)
ゆるやかに三千メートル? 五千メートル? 七千メートル? 四千七百メートル?
大空を 蒼黒い赤銅の褐色の無意識のうちに 着地する土地を探して
この物体は飛翔しているのでしょうか
わたしはわたしで わたしを守る。
あなたはあなたで わたしを守る。