スポンサーサイト
category: -, auther: スポンサードリンク
2010.12.28 Tuesday
- | -
風が吹いています こんな日には
重いフィスラーの鍋も空も飛びます
群れ飛ぶ紙飛行機にまざりながら
戦争は終わりました(ほんとですか?)
これらの映像の魔術的変換装置によって
推理的に構成されたこのシナリオは「存在の再確認」とでも云える。
それは換言すれば、「存在の認識」とも言える。
先日観てきた レオナール・フジタ展
藤田嗣治の猫が好きで
この本は以前からたびたび開いてみている
[ 猫の本?藤田嗣治画文集 藤田嗣治]
(講談社)
とりわけ 猫と幼い少女を描いたこの絵が好き
猫と 少女と フジタの世界
うっとりと ためいきしか でてこない
先日の展覧会で
いちばん長く居たのはこの猫の絵の前
目を閉じると、猫たちの息遣いが感じられる
ケモノのにおいが感じられる
瞬きをすると、あれ? 動いた? って思えるくらい
まるで 生きているかのような 絵
「イヴ」の連作も息を呑む美しさ
フジタの絵に対する姿勢がうかがわれる
さまざまな素材や技法と真摯に向き合うフジタ
なみなみならぬ探究心は
一連の「イヴ」たちを観て伝わってきた
天才であるがゆえ 努力もハンパじゃないって思った
猫とフジタ
なんか とってもいいな
ちょっとだけ 猫のように 睨んでみようか(笑)