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2010.12.28 Tuesday
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草枕 夏目漱石
category:
■国内作家の本
, auther:
2008.06.09 Monday
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。 情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。 兎角に人の世は住みにくい。
『草枕』 という小説
どんな内容だっけ?と、聞かれても
絵描きさんがいてね、どっかの山の温泉に行って
ちょっと変わった女のひとと出会うんだよ
そのくらいしか思い出せない小説だったりするのに
この書き出し部分だけは、そらんじていたりする
思うようにいかないことが次々とあったり
なんだろな、と思うことばかりで、うんざりしてきたとき
気づけばこの部分を呟いていたりする
ゆっくりと声にだしてみると
すこしばかり俯瞰した視線で物事が見れるような気がするから不思議だ
グールド
がこよなく愛した小説なのだと言うことを つい先日聞き
これはどうしても読みなおさねばならないと読みなおす
青空文庫では、どうも読んだ気がしないけれど
手元に本がないので仕方がない
[
草枕 夏目漱石
] (
青空文庫
)
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2010.12.28 Tuesday
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Comments
jinyo
2008/06/11 10:59 AM
COMMENT: おはようございます。
夏目漱石は、突然読みたくなって、読むとやっぱりいいのです。
2006年に熊本の金峰山に行ったら、『草枕』『二百十日』発表100年の幟旗がたくさん立っていた。漱石の熊本時代にすんでいた家に行きましたが、夕方だったのに、結構訪れている人が多くて、漱石って、誰もが知っている作家なのだと思いました。外国からのグループも来ていました。
グールドがこよなく愛した小説だとは知りませんでした。でも、そう聞くと、グールドなら好きかもと思ってしまう。
nadja
2008/06/11 3:29 PM
COMMENT: 〜続きです〜
そうそう、すごい本、というかシリーズをみつけてしまいました。
ご存じかもしれないけど、京都の松籟社(
http://shoraisha.com/
)というところの
「東欧の想像力」というシリーズ。
1の「砂時計」ダニロ・キシュ、2の「あまりにも騒がしい孤独」ボフミル・フラバル
とりあえず手に入れてみました。
「異端の鳥」イェールジ・コジンスキーも、このシリーズから出るようなのです。
nadja
2008/06/11 3:29 PM
COMMENT: ■ jinyoさん
こんにちは。
夏目漱石、すごく好きな作品と、ちょっと苦手、って作品があって
わたしの中では、好きなのか好きじゃないのかわからない作家なのです。
でも、今回、さらっと『草枕』を読み返してみて、あぁ好きかも、ってすんなり思えました。
なんか、グールドは、『草枕』 ラジオで朗読までしたそうですよ。
どこの言葉で読んだんでしょうね。
あれを英訳してもちょっとニュアンスが・・・って気がしますけど(笑)
↓に続きます。
鏡 響子
2008/06/14 11:15 PM
COMMENT: nadjaさん、こんばんは。
夏目漱石、私にとっても、偉大な作家の一人です。
かなり昔に読んだ作品でも、登場人物の名前を思い浮かべると、その人物が生き生きとよみがえってくるように思います。三四郎とか、「それから」の代助とか、忘れられないです。
(「書き出しの印象的な小説」、こちらの記事にもTBさせていただきました。)
nadja
2008/06/14 11:56 PM
COMMENT: ■ 鏡 響子さん
こんばんは。
偉大な作家。 いまは、そう思えます。
漱石が苦手という人はあまりいなくて、誰もが知っていて、誰もがすごいと言う作家だから
あまのじゃくなわたしは、今までちょっと敬遠していたのかもしれないです(苦笑)
「三四郎」も「それから」も、もう一度、じっくり読んでみようと思います。
TB ありがとうございます。
本の画像をそろえてから、紹介してくださった本の記事をあげようと思っているので
ごめんなさい、もうちょっと待っててくださいね。
春夏秋冬
2008/06/15 8:15 AM
COMMENT: こんにちは
自慢するわけじゃないけど、
漱石、完読したことないんですよー (^◇^)
warmgun
2008/06/15 2:53 PM
COMMENT: ぼくも漱石で完読した作品は少ないね。
作品を読まないうちに、彼についての評論を読んじまったのが悪かった(笑)
心から好きなのは『文鳥』くらいかな。
最近岩波文庫ワイド版で『漱石日記』買って、その書き出ししか読んでないが、好きだ、ぼくの漱石認識が変るかも。
『それから』は映画が好きだ。
nadja
2008/06/15 3:42 PM
COMMENT: ■ 春夏秋冬さん
あら、意外〜!
春夏秋冬さんは、途中で放り出したりしないって感じがしてました〜(笑)
nadja
2008/06/15 3:53 PM
COMMENT: ■ warmgun さん
(笑)
warmgunさんは、わかる(笑)
わたしも、warmgunさんと同じくらい、読み飛ばし名人です(笑)
最近は、巻末の解説を読んでから読もうかどうしようか決める、なんて癖もついてしまって困ったもんです〜(笑)
漱石、「草枕」は、今回読み返して、やっぱすごいと思いました。
あとは、やっぱり「こころ」かな。
小学生くらいの時に、感動したから、いま読んでも、グッとくるんじゃないかと・・・
もう、んじゅうねん、ちゃんと読んでませんけど(滝汗)
「文鳥」は「夢十夜」と一緒に文庫に入ってるお話ですね。
やばい(笑) 「夢十夜」しか読んでなかった。読んでみなきゃ〜。
日記 とか 書簡集 は、あんまり読んでないんですけど
漱石の日記、おもしろそうですね。
煙の男.
2008/06/16 12:08 AM
COMMENT: ああ。読んだなぁ。引きずり込まれたなあ。
でも。忘れたなあ。
ああ。読み返したいな。
読み出しが美しい作品は、また、読みたくなるものですね。
「草枕」だけでなく、夏目漱石を読みたくなりました。
nadja
2008/06/16 2:34 PM
COMMENT: ■ 煙の男. さん
読んでますよね?
きっと、煙の男.さん、読んでると思いました。
> でも。忘れたなあ。
(笑)
わかります(笑)
すごく惹きこまれるのに、読み終えたあとも、しみじみ浸れるのに
それがいつまでも尾をひかないのが漱石の良さなのかもしれないって思います。
もちろん、いい意味で。
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鏡 響子〜致死量の毒薬
2008/06/14 11:03 PM
書き出しの印象的な小説
関連するnadjaさんの記事 〜 ある朝グレゴール・ザムザが、気がかりな夢から目覚めると、自分が寝床の中で一匹の巨大な毒虫に変身しているのを発見した。〜 カフカ「変身」 奇妙な夢から目覚めた朝は決まって、世界が平常のままであることに少し驚く。普段は、何が起こ
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2008/06/11 10:59 AM
夏目漱石は、突然読みたくなって、読むとやっぱりいいのです。
2006年に熊本の金峰山に行ったら、『草枕』『二百十日』発表100年の幟旗がたくさん立っていた。漱石の熊本時代にすんでいた家に行きましたが、夕方だったのに、結構訪れている人が多くて、漱石って、誰もが知っている作家なのだと思いました。外国からのグループも来ていました。
グールドがこよなく愛した小説だとは知りませんでした。でも、そう聞くと、グールドなら好きかもと思ってしまう。
2008/06/11 3:29 PM
そうそう、すごい本、というかシリーズをみつけてしまいました。
ご存じかもしれないけど、京都の松籟社( http://shoraisha.com/ )というところの
「東欧の想像力」というシリーズ。
1の「砂時計」ダニロ・キシュ、2の「あまりにも騒がしい孤独」ボフミル・フラバル
とりあえず手に入れてみました。
「異端の鳥」イェールジ・コジンスキーも、このシリーズから出るようなのです。
2008/06/11 3:29 PM
こんにちは。
夏目漱石、すごく好きな作品と、ちょっと苦手、って作品があって
わたしの中では、好きなのか好きじゃないのかわからない作家なのです。
でも、今回、さらっと『草枕』を読み返してみて、あぁ好きかも、ってすんなり思えました。
なんか、グールドは、『草枕』 ラジオで朗読までしたそうですよ。
どこの言葉で読んだんでしょうね。
あれを英訳してもちょっとニュアンスが・・・って気がしますけど(笑)
↓に続きます。
2008/06/14 11:15 PM
夏目漱石、私にとっても、偉大な作家の一人です。
かなり昔に読んだ作品でも、登場人物の名前を思い浮かべると、その人物が生き生きとよみがえってくるように思います。三四郎とか、「それから」の代助とか、忘れられないです。
(「書き出しの印象的な小説」、こちらの記事にもTBさせていただきました。)
2008/06/14 11:56 PM
こんばんは。
偉大な作家。 いまは、そう思えます。
漱石が苦手という人はあまりいなくて、誰もが知っていて、誰もがすごいと言う作家だから
あまのじゃくなわたしは、今までちょっと敬遠していたのかもしれないです(苦笑)
「三四郎」も「それから」も、もう一度、じっくり読んでみようと思います。
TB ありがとうございます。
本の画像をそろえてから、紹介してくださった本の記事をあげようと思っているので
ごめんなさい、もうちょっと待っててくださいね。
2008/06/15 8:15 AM
自慢するわけじゃないけど、
漱石、完読したことないんですよー (^◇^)
2008/06/15 2:53 PM
作品を読まないうちに、彼についての評論を読んじまったのが悪かった(笑)
心から好きなのは『文鳥』くらいかな。
最近岩波文庫ワイド版で『漱石日記』買って、その書き出ししか読んでないが、好きだ、ぼくの漱石認識が変るかも。
『それから』は映画が好きだ。
2008/06/15 3:42 PM
あら、意外〜!
春夏秋冬さんは、途中で放り出したりしないって感じがしてました〜(笑)
2008/06/15 3:53 PM
(笑)
warmgunさんは、わかる(笑)
わたしも、warmgunさんと同じくらい、読み飛ばし名人です(笑)
最近は、巻末の解説を読んでから読もうかどうしようか決める、なんて癖もついてしまって困ったもんです〜(笑)
漱石、「草枕」は、今回読み返して、やっぱすごいと思いました。
あとは、やっぱり「こころ」かな。
小学生くらいの時に、感動したから、いま読んでも、グッとくるんじゃないかと・・・
もう、んじゅうねん、ちゃんと読んでませんけど(滝汗)
「文鳥」は「夢十夜」と一緒に文庫に入ってるお話ですね。
やばい(笑) 「夢十夜」しか読んでなかった。読んでみなきゃ〜。
日記 とか 書簡集 は、あんまり読んでないんですけど
漱石の日記、おもしろそうですね。
2008/06/16 12:08 AM
でも。忘れたなあ。
ああ。読み返したいな。
読み出しが美しい作品は、また、読みたくなるものですね。
「草枕」だけでなく、夏目漱石を読みたくなりました。
2008/06/16 2:34 PM
読んでますよね?
きっと、煙の男.さん、読んでると思いました。
> でも。忘れたなあ。
(笑)
わかります(笑)
すごく惹きこまれるのに、読み終えたあとも、しみじみ浸れるのに
それがいつまでも尾をひかないのが漱石の良さなのかもしれないって思います。
もちろん、いい意味で。